街中を右のイラストのような車が走っているのを見かけたことがあると思います。プロパンガスの入ったガス容器を運んでいるところです。

　一般的に「配送」といわれている業務で、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、お客様宅に設置してあるガス容器の交換作業を行うものです。

　「配送」とは、どのような作業をしているか、少しお話しましょう。しばし、お付き合いください。m(_ _)m

　ガス容器の交換作業ですが、当然、空になった容器を満タンの容器に交換します。完全に空っぽになってしまっては、お客様がガスを使えなくなってしまいますので、通常は片方づつ使用する形で設置し、片方が無くなったら、もう片方に自動的に切り替わる仕組みにしております。片方が空、もう片方が満タンに近い状態で、空の方を交換するのがベストの交換タイミングです。左のイラストでは、両方が空に近いガス切れ間近の危機的状態です。(>_<)

　そうなってしまう前に、お客様ごとに毎月の検針使用量から残量を予測し、ガス切れを防いでいます。最近ではガスメータが電話回線を通して、指針情報を送って残量監視を行う仕組みもあります。残量監視の仕組みは、設置や管理に費用がかかりますので、なかなか全てのお客様には設置できません。予測計算に頼ることになりますが、毎月の検針時にも残量をチェックするなど、コンピュータだけに頼らず、人力でもガス切れ防止に努めております。(^^)v

　しかし急激な使用量増には、予測が追いつかない場合があります。ガス機器が増えたとか、ガスを使用する家族が増えたとかいう場合があると思います。

　大城で機器を購入していただいたのであれば、予測計算に反映できますが、他で購入した場合は、お話ししにくいかもしれませんが、ガス切れを防ぐためにもお知らせ下さい。m(_ _)m

　またガスを使用するご家族が増えた場合、個人情報等の問題もありますので、「ガスを使う量が増えるよ。」と軽くお声かけいただけれるだけで、こちらとしては充分助かります。ガスを快適にご使用いただくために必要な情報ですので、ご協力の程、よろしくお願い致します。m(_ _)m

　ガス容器を交換する際には、単に容器を付け替えるだけではありません。ガス容器とメータを接続している機器や配管等の設備の点検も行います。お客様に、安心、安全、快適にガスをご使用いただくために必要な作業ですので、欠かすことはできません。配送はガス切れを防ぐためだけだはなく、お客様に安心、安全、快適な環境を守るための作業でもあります。(^^)v