子供の頃のお正月の楽しみといえば、年賀状や、普段なかなか会えないイトコと遊んだりと楽しいことはいろいろとありましたが、やはりお年玉にはかないません。家では両親からお年玉をもらう風習がなく、お年玉とは外からもらうものと教え込まれていました。となると狙うは祖父母とおじ、おばさん。やっぱり孫は、かわいいのでしょう。祖父母からもらえるお年玉は桁が1つ違いました。(^^;)
そんな正月も高校生まで。高校を卒業してからは、関東で1人暮らし。実家が帰省先となり、高校を卒業したらお年玉をもらえないと思っていたこともあって、正月に祖父母宅へ行かなくなりました。お年玉目的やったんか、と言われそうですが、それ以外の時期には遊びに行ってます。m(_ _)m
で、高校を卒業してからまわり道をしていた私、就職したのは27才とかなり遅かったのですが、その年に婚約、結納、翌年結婚と、超高速でものごとが決められていきました。就職して初めての正月、2ヶ月後には結婚を控えた時期に祖父母宅へ久しぶりに年始の挨拶。話の途中で祖父が「持ってけ。」と、袋を取り出しました。
幼い頃から見慣れているお年玉袋。
「いや~、もう給料もろとるし。そんなもんいらんわいね。」そう言って固辞しましたが、「いくつになっても孫なんや。」との両親の言葉が妙にしっくりときて、ありがたく最後のお年玉を頂戴しました。
そういえば、両親もヨチヨチ歩きを卒業した孫2人を持つ、祖父母になっていたのでした。ちなみにそのヨチヨチ歩きを卒業した孫2人は私の姉の子供達で、私の結婚式では、花束を渡すという大役を務めてくれました。翌年の正月からは、その子達へお年玉をあげる側。現在上の子は、一昨年高校を卒業し大学生。なので昨年からお年玉は無し。早いもので今年は成人式です。下の子は、今年高校を卒業する受験生で、お年玉最後の年だったのですが、受験勉強のため帰省せず、直接手渡すことはできませんでした。特例として、来年に繰り越しです。
これで渡す方も終わり、ではありません。嫁はんの弟の子供がいます。今年5才、2年後に小学校に入学します。あと十数年、祖父母並みに1桁増やしたお年玉をあげられるようにガンバリたいですね。(^^)
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